- 窓を壁にするリフォームの相場が分かる
- 窓を壁にする注意点を学べる
- 窓を壁にするリフォームのメリット・デメリットが分かる
中古住宅を購入してリノベーションする時にこの窓はいらないと思ったり、今住んでいる家の隣に新しい家が建ってしまい、プライベート空間が見えるのは嫌だから窓を壁にリフォームしたいとお悩みの方もいるのではないでしょうか?
その悩みは、窓を壁にすることで解決できます。そこで今回は窓を壁にするためのリフォームの費用や壁にするメリットなどを見ていきましょう。
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窓を壁にするリフォームを検討する前に
窓を壁にするリフォームの費用を考える前に、まずは壁にすることのメリットとデメリットを知っておきましょう。
窓を壁にするメリットとは?
窓を壁にリフォームすることのメリットは、大きく3つあります。
- 断熱効果の向上
- 防犯性能の強化
- 耐震性能が上がる
断熱効果の向上
断熱効果についてですが窓は熱を逃がしやすく、外気の温度を伝えやすい性質があります。そのため、窓があることで断熱性能は低下してしまいます。そこで窓を壁にすると熱を逃がさず、外気の侵入を防ぐため断熱性能が向上します。
防犯性能の強化
当たり前かもしれませんが窓は割ることが可能ですが、壁はそう簡単に砕くことはできませんし、目立ってしまいます。そのため、窓よりも壁の方が防犯性能が高いということになります。
耐震性能の強化
窓はサッシにガラスをはめているだけなので、ガラスがなければただの空間です。それに比べて壁の場合は窓の空間部分を埋めているので、密度が違います。そのため、壁にした方が窓よりも耐震性能が向上するのです。
地震大国の日本では耐震性能というものは、とても重要な項目ですし快適な温度で生活するためにも、不要な窓を壁にすることは有効な手段であると言えます。
窓を壁にするリフォームの注意点
窓を壁にするためのリフォームを始める前に以下のことを注意しておきましょう。
- 事前に確認すべきこと
- デメリットは?
- 後悔しないように目的とイメージを明確に
まずはリフォームを検討する前に事前確認を家族としっかりとしておきましょう。
窓を一度塞いでしまうと元に戻せなくなりますし、採光も取れないので部屋が暗くなります。また、窓がなければ結露の心配がないと思いがちですが、適切な断熱処理がされていないと、壁の中でカビが繁殖する可能性があるので注意しましょう。
これらは、事前に確認しなければいけない事項であると同時に、窓を壁にするためのリフォームを施した際の、デメリットであると言えます。
また後悔しないためにも何故窓を壁にするのか、窓を塞ぐとどのような雰囲気になるのかをイメージしておきましょう。例えば、窓が壁になることで部屋の雰囲気は大きく異なります。部屋の印象そのものが変わるため、インテリアの配置換えなども必要になるかもしれません。
このようなデメリットをしっかりと把握し、壁にした際のイメージを想像しておくことでリフォームをした後に「こんなはずではなかった」ということを防ぐ事ができます。
窓を壁にするリフォーム費用について
ここからは様々な方法で行える窓を壁にする時にかかるリフォームの費用について「ケース別で」詳しく見ていきましょう。
窓枠を残す場合の費用
完全に窓をなくしたくない場合は窓枠を残して壁にするリフォームの方法があります。
この場合ガラス部分にパネルをはめ込む方法や、窓の前に木製の扉を取り付けます。
これらの費用相場は1階の窓なら5万~10万、2階の窓だと15万~25万です。
2階の費用が高いのは足場を組む必要性があるからです。
窓枠もなくして埋める場合の費用
窓枠を取り外して、壁にする場合は窓の撤去から壁の下地作りなど、多くの手間がかかるため、1階で10万以上、2階で20万以上と費用が高くなります。
しかし、しっかりと壁としての下地を作り断熱材も入れて埋める為、断熱や耐震強度は高くなります。また、仕上げに壁紙も貼ってくれるので、他の壁と馴染むというメリットがあります。
リフォームに費用をかけたくない時は?
ここまで見て10万や20万もリフォームにお金をかけられない、もっと安く済ませたいと思った時にできる有効な手段をご紹介していきます。
自分でDIYすることを考えてみる
窓枠を外して壁にするなどの大がかりなことは難しいですが、室内側からパネルを取り付けたり、簡単な目隠し程度であれば素人でもDIYすることが可能です。
最も安価で手軽な手法は窓に合わせたパネルをはめ込むことです。この場合、やっぱり窓に戻したいと思った時も、パネルを外すだけで元通りになりますので、一度壁にした時の雰囲気を見てみたい時にも役立ちます。
他には隙間をテープで塞いでしまい、断熱材を貼り付けた後に板で塞ぐ方法です。塞いだ、板に塗装して壁と馴染むようにしたり棚を作って隠すなど工夫は必要ですが簡単な手法であり、アレンジが多くできるためオリジナリティや家の雰囲気を壊したくない場合にオススメな方法です。
ただし安全にきちんとしたものにするにはしっかりとリフォーム業者に依頼するのが必要でしょう。
火災保険で降りたお金を活用する
火災保険にご加入の方であれば、まずはリフォームする前に火災保険を活用する事をおすすめ致します。火災保険には次のメリットがあります。
- 保険金の用途に制限がない
- 自然災害が直近に起きていなくても申請できる
- 数百万円の保険金が下りる可能性がある
また住居者の方が「自然災害の被害に遭った事がない」と自覚がなかったとしても、いざ、専門家が調査をしてみると、
- こんな所に被害が出ていた
- この損傷は保険請求ができる
- 保険金が出る可能性が高い
など、自分では分からないけれど、保険が使える可能性があるのでまずはお試しいただいても良いかもしれません。
下記の記事でもご紹介しておりますが、ここで注意しておきたい事は「建築会社に火災保険が使えるか調査をしてもらうと保険金を自由に使えなくなる」為、注意が必要です。
上記の記事では火災保険を活用するポイントと保険金がもらえるまでの流れを解説。以下では専門家に頼る事なく自分で火災保険を申請するポイントなどをご紹介しております。リフォームをする前にご興味がある方は是非、ご閲覧いただけましたら幸いです。
→火災保険を自分で申請できる?その手順と注意点を徹底解説!
リフォーム業者から複数見積もりを取る
「リフォーム業者に頼む」という方は一社から見積もりをとって、すぐに契約するのではなく、複数の業者から見積もりを取るようにしましょう。同じ工法でも業者によって価格が大きく違います。数千円ならまだしも、最悪の場合は数万も金額が違うということもあり得ます。
実際、上記のような価格面もそうですが、最終的に重要なのは「自分の依頼内容にどれだけ寄り添って対応してくれるか」です。相談から丁寧に対応してくれる方に対しては信頼もおけます。加えて、要望をどこまで理解して思いを汲んでくれるか、という点も重要…。
あなたの大切な自宅です。ちょっとしたリフォームでも慎重に考えていくことが大切ですよ!
窓を壁にするためのリフォーム方法と費用:まとめ
今回は、窓を壁にするためのリフォームについて解説しました。実際、窓を壁にするためのリフォームは費用はかかりますが、生活の快適さは格段に向上します。不要な窓を壁にすることで防犯性や耐震性能も上がりますし、壁にした部分は家具を置くこともできるので、空間を有効活用することができるでしょう。
もちろんDIYでリフォームすることもできますが、専門業者から見積もりをとって進めるのをお勧めします。信頼のおける専門業者と相談しながら進めてみてくださいね!
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