便利屋の大手フランチャイズ5社を徹底比較！開業のポイントから契約内容まで詳しくご紹介！

現在ニーズが拡大し続けているという「便利屋さん」とは、その名の通り、

など等、軽作業から専門作業まで請け負う便利屋が存在しております。

特に高齢化社会が続く日本では老夫婦や一人暮らしの年配者が買い物や重労働、パソコン接続や操作などに若い人のサポートを必要とするため、まだまだ需要は伸び続けると考えられます。

依頼者の困りごとを解決してあげるというのはやりがいのある仕事ですし、フランチャイズであれば開業にかかる負担も少なくて済むため、これから新たに何か事業を始めたいという人の中にはフランチャイズの便利屋を選択肢に入れている人が少なくないのです。とは言え現在フランチャイズ店を募集している便利屋は複数あるため、どれを選べばよいのか分からないという人もいることでしょう。

便利屋の開業を考えている人は、先述したポイントを比較しつつかつ自分のケースに合うフランチャイズはどれか、検討してみてください。最後に当便利屋、同業者として独自の視点から便利屋の開業にあたってのポイントを解説しておりますので、ご興味をいただきましたら、最後までご覧ください。

※データは2022年9月時点の調べです※

本記事では名指しで悪評をご紹介する記事ではございませんので、同業他社様の良い点に焦点を当てたフランチャイズの比較です。

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便利屋フランチャイズを選ぶポイント

これらのポイントを抑えておけば、開業時にかかる負担だけでなくフランチャイズ開業後の成功あるいは失敗をある程度見通すことが可能です。ただしフランチャイズ契約に関して、問題が多く発生しているのもまた事実。当記事をご参考にいただくのも含め開業については後悔のないご選択ができる様、徹底してお調べいただく事をおすすめ致します。

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『便利屋！お助け本舗』のフランチャイズ

便利屋！お助け本舗FC	フランチャイズの内容
加盟店舗数	全国280店舗
加盟審査	公式HPには記載無し
便利屋経験	未経験でも可能
募集対象	個人・法人ともに可能
加盟費用	総額約100万円（以下、内訳） ・加盟金：約10万円 ・研修費：約75000円 ・その他費用：約82万円
ロイヤリティー	公式HPには記載無し 他サイトでは約5万円/月と表記あり
研修制度	営業、実務など3日間のスピード研修
サポート体制	24時間365日、業務の質問相談サポート
FC契約内容	契約期間：３年間 契約期間以内の解除ペナルティーは不明

お助け本舗の代理店加盟費はおよそ10万円、研修費や販促・書類一式にかかる費用を総合計しても、開業にかかる費用の合計は100万円程度という初期費用の安さも魅力です。

月々のロイヤリティについては公式HPに記載はありませんが、およそ5万円程度とのこと。便利屋フランチャイズとしては極々平均的な金額。このため一人での開業や女性の開業者も多く、開業のハードルが非常に低いフランチャイズと言えるでしょう。

勿論、フランチャイズの初期費用が安いからと言って研修やサポート体制がずさんなのかと言えば、そんなことはありません。

実務・営業研修を終え開業したのちも技術や宣伝、経営などに関して本部や同じ加盟店からのサポートを受けることができますし、お助け本舗が用意しているオリジナルの損害賠償保険もあるので、万が一何かのトラブルがあったときにも安心です。

お助け本舗の運営本部ではなく、お助け本舗のフランチャイズに加盟している茅ヶ崎平塚店様のYOUTUBEチャンネルです。これからお助け本舗に加盟しようとお考えの方は作業内容などのご参考にいただければと思います。

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『便利屋ベンリー』のフランチャイズ

便利屋ベンリー	フランチャイズの内容
加盟店舗数	全国208店舗
加盟審査	公式HPには記載無し
経験	未経験でも可能
募集対象	法人のみ（個人は要確認）
加盟費用	総額約800万円（以下、内訳） ・加盟金：300万円 ・開業資金：327万円＋毎月売上に対して8% ・資材費：183万円 ・研修費：60万円
ロイヤリティー	固定費：20万円（経営指導料） ロイヤリティー：記載無し
研修制度	2ヶ月間で100種類以上の研修
サポート体制	多種多様なサポートあり
FC契約内容	公式HPには記載無し

知名度と信頼性が高いため顧客が付きやすいのがベンリーのメリットの1つですが、フランチャイズのライセンス料が約300万円、研修費が約60万円、開業支援費が約100万円、その他資材や販促、管理などのパッケージ費用を合計すると開業費用はおよそ740万円とかなり高額ですし、ロイヤリティはないものの月々経営支援システム費用として20万円が請求されます。

このため個人で開業するというよりは会社経営の一環として始めるというケースが多く、実際ベンリーの公式HPを見てみても基本的には企業をターゲットにしていることが伺えます。

しかしその分、研修やサポートシステムは非常に充実しており、例えば研修について言えばおよそ2ヵ月間にわたり設備の整った施設で100種類以上の内容を学ぶことができるため、便利屋としての十分なスキルを身に着けてから開業することができます。

開業後もフランチャイズ本部のフィールドコンサルタントによる定期訪問があるため様々な相談やアドバイスをお願いできますし、宣伝広告や人材募集、資材・機材の調達、技術指導など多岐にわたるサポートシステムが整っているので運営に孤軍奮闘する必要はなく、安心して事業を展開していくことができます。

ABC報道TVで取り上げられた便利屋ベンリーの密着動画です。便利屋とはどういう仕事なのか？について未だ疑問に思う方もおられるかと思いますので、ご参考いただければと思います。

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『便利屋ファミリー』のフランチャイズ

便利屋ファミリー	フランチャイズの内容
加盟店舗数	全国125店舗
加盟審査	公式HPには記載無し
経験	未経験でも可能
募集対象	個人・法人ともに可能
加盟費用	『FC加盟コース』 総額約150万円（以下、内訳） ・加盟金：35万円 ・資材費：66万円 ・研修費：50万円 『技術コース』 総額約0円〜（以下、内訳） ハウスクリーニング： ¥165,000円（4日間） 水廻りメンテナンス： ¥110,000円（3日間） 日曜大工仕事： ¥165,000円（4日間） エアコン設置、清掃： ¥110,000円（3日間） 鍵、セキュリティー： ¥165,000円（2日間） 遺品整理： ¥165,000円（2日間） 便利屋の基礎： ¥165,000円（3日間） どのコースも全額フルローンで『０円開業』可
ロイヤリティー	固定費：5.5万円 ロイヤリティー：記載無し
研修制度	2週間の研修
サポート体制	FC加盟コースの場合、サポートあり ・オリジナルの技術、経営研修 ・開業に必要なツール提供（ユニフォーム、チラシ等） ・24時間技術総合サポート ・便利屋総合保険
FC契約内容	保証金：30万円（解約時に返金） ・契約期間は３年 ・期間満了未満に解約時、返金されるかは要確認

加えて便利屋ファミリーにはフランチャイズとして開業する「加盟コース」とフランチャイズに加盟せずに開業する「自由開業コース」の2コースがあり、それぞれ自分の状況にあったコースを選ぶことができるという点もメリットです。

町の便利屋さんファミリー「フランチャイズ加盟コース」

加盟料金は33万円、その他研修費や資機材費用を合せると開業費用は合計でおよそ150万円となり、これにロイヤリティとして月々5万5000円が請求されます。とは言え便利屋フランチャイズの開業としては比較的安い方ですし、加盟コースであれば開業後のサポートや何かあった場合の保険も利用することができるため、安心して運営していくことができるでしょう。

町の便利屋さんファミリー「自由開業コース」

習得したいコースだけ研修を受けての開業となるため、どのコースを選ぶかによって初期費用が異なります。例えばハウスクリーニングや遺品整理研修であれば16万5000円、エアコン関係の研修であれば11万円。

勿論複数のコースを受講することも可能です。フランチャイズ開業後のロイヤリティもないため収益はそのままそっくり運営資金に回すことができますが、本部からのアフターサポートもないため宣伝広告やその他運営に関するあらゆる作業は自分で行う必要があります。

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『便利屋家工房』のフランチャイズ

家工房	フランチャイズの内容
加盟店舗数	全国136店舗
加盟審査	公式HPには記載無し
経験	未経験でも可能
募集対象	個人・法人ともに可能
加盟費用	総額約300万円（以下、内訳） ・加盟金：132万円 ・研修費：33万円 ・保証金：30万円 ・開業パック：82万円 ・スタートパック：27.5万円 （商標使用権、エリア使用権、システム導入費、機材、販促物など）
ロイヤリティー	固定費：4.4万円/月 システム利用料：1.1万円/月 ロイヤリティー：記載無し
研修制度	10日間の研修
サポート体制	・開業、運転資金の融資サポート ・開業前の研修は10日間 ・スーパーバイザー3日間付き添いサポート ・現場作業や集客、経営面などの相談窓口あり ・エリアミーティングやサポート研修あり
FC契約内容	保証金：30万円 契約期間：1年間

家工房の開業に必要な資金としては、加盟金におよそ120万円、ここに保証金や研修費、機材・販促物などの開業パックが加わって合計約260万円となります。

「お助け本舗」や「町の便利屋さんファミリー」と比較すると少々高めになりますが、一方でバイク1台で始められる「御用聞きサービス」という選択肢もあり、これなら加盟金や保証金などすべて合せても190万円ほどとリーズナブルに開業することが可能です。

いずれの場合もロイヤリティは月4万4000円、システム利用料金と合せると5万5000円ほどになりますが、月々の支払いとしてはごく平均的な金額と言えるでしょう。

家工房では開業前の10日間で便利屋としての必要なスキルをしっかりと身に着けることができ、作業に必要な機材なども「開業パック」として全て用意されています。開業後のサポート体制も万全で、開業後の3日間は本部からのスーパーアドバイザーが現場に同行して指導してくれますし、宣伝・集客ノウハウもしっかりと伝授。勿論、最初の3日間のみならず、運営に関することならいつでも相談に乗ってもらうことができます。

上記は株式会社HITOSUKEが運営しているフランチャイズに関するチャンネルです。家工房に加盟をお考えの方は是非、ご参考いただければと思います。

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『女性限定の便利屋クライアントパートナーズ』のフランチャイズ

クライアントパートナーズ	フランチャイズの内容
加盟店舗数	全国16店舗
加盟審査	加盟条件を満たす方のみ
経験	未経験でも可能
募集対象	個人・法人ともに可能（要確認）
加盟費用	『FCコース』 総額約300万円（以下、内訳） ・加盟金：300万円 『代理店コース』 総額約100万円（以下、内訳） ・加盟金：100万円
ロイヤリティー	ロイヤリティー：月利益の30%
研修制度	公式HPには記載無し
サポート体制	公式HPには記載無し
FC契約内容	公式HPには記載無し

クライアントパートナーズには「フランチャイズ」と「代理店」という2つの選択肢があり、それぞれに開業費用や受けられるサポートに違いがあります。起業の経験がない人なら「フランチャイズ」がお勧めで、加盟料に300万円が必要ですがその分手厚いサポートを受けることができます。

一方ある程度起業経験があり自分で対処できるという人なら、「代理店」がおすすめ。代理店なら自由度が高いですし100万円の加盟料でスタートできるため、残りの資金を運営に回すことができます。またロイヤリティーに関しては、フランチャイズ、代理店共に月々の収益の30％となっています。

上記はクライアントパートナーズのチャンネルと読売テレビに取り上げられた番組となっております。女性だけど「便利屋に興味がある」という方は是非、ご覧ください。

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『くまさんマークの便利屋』のフランチャイズ

くまさんマークの便利屋	フランチャイズの内容
加盟店舗数	全国3店舗
加盟審査	あり（面談にて適正診断）
経験	未経験でも可能
募集対象	個人・法人ともに可能 同業者でも別事業体で加盟可 法人の新規事業展開に
加盟（初期）費用	総額0円（以下、内訳） 加盟に費用は発生しません
ロイヤリティー	月利益の10%のみ 月売上20万円達成するまではロイヤリティー0円
研修制度	・経営、業務、サービスに関する相談窓口 ・実務、備品、機材、資材のアドバイス
サポート体制	加盟エリア独自の集客態勢 ・販促物データを無料提供 ・加盟者専用販促物を条件下で支給 ・店舗専用HPの制作 ・加盟者の得意分野をPR ・加盟者がしたいサービスをHPに反映 ・ローカルSEO対策のコンテンツ制作 ・売上に応じて車両、資格取得費、機材を支援
FC契約内容	・契約期間2年更新 ・保証金0円 ・解約金0円（期間満了時）

くまさんマークの便利屋はフランチャイズに加盟される方がお客様ではない為、初期費用やロイヤリティーがどのフランチャイズよりも最安であることが特徴です。

その理由として加盟していただける方々が「ただの作業員として人生を終える」のではなく「経営者として会社を大きくしていただきたい」という想いから、この制度を発起いたしました。

開業、独立と言えば聞こえは良いかもしれませんが、例えば「不用品回収の経験があるから」と言って便利屋フランチャイズに加盟したとしてもやることに大差はありません。自宅に帰って帳簿を付けたり、確定申告の準備、本部に報告などの事務作業が増えただけ。メインのやる事は「肉体労働」だからです。

当フランチャイズは「研修制度、大仰なサポート、ユニフォームなど」はございません。無駄とは言いませんが、そこにお金を掛けるのであれば「自らの頭で考え自分が思うように使って行動すべきである」と考えております。

しかし、当フランチャイズに加盟していただくことによって「何にお金を使った方が良いのか？」をアドバイスさせていただく事や実務で「どう段取りを組めば良いのか」など、お金の使い方と行動の主軸は加盟者様の意思がメインで、弊社はその考えを聞き客観的に方向性に対して意見をする事ができます。

上記の態勢を取ることにより、

と目先の心配を解消する為に大金を払うのではなく、当便利屋には先につながるメリットがございますので「作業員としても経営者としても自己の能力を高めたい」という方には当フランチャイズをおすすめ致します。

当フランチャイズに加盟いただき仲間として手を取り合える方を募集しております。便利屋の開業にお悩みの方は気兼ねなくお問い合わせください。

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便利屋の大手フランチャイズ比較のまとめ

以下の表は初見でも比較しやすく表にさせていただきました。記号に関しては独自目線で「フランチャイズに加盟するハードルの高さや加盟に当たってのメリット」を表しております。

	便利屋！ お助け本舗	便利屋 ベンリー	便利屋 ファミリー	家工房	クライアント パートナーズ	くまさんマークの便利屋
店舗数	280店舗	208店舗	125店舗	136店舗	16店舗	3店舗
加盟審査	HP記載無し	HP記載無し	HP記載無し	HP記載無し	条件あり	あり （厳選）
経験	未経験可	未経験可	未経験可	未経験可	未経験可	未経験可 （適正診断）
募集対象	個人・法人	個人・法人 （要確認）	個人・法人	個人・法人	個人・法人 （要確認）	個人・法人
費用（総額）	約100万円	約800万円	約150万円	約300万円	約300万円	0円
ロイヤリティー	5万円/月	20万円/月	5.5万円/月	5.5万円/月	月売上30%	月売上10% 売上20万円達成まで0円
研修制度	3日間	2ヶ月間	2週間	10日間 ＋3日	HP記載無し	無し
サポート態勢	相談窓口	手厚い 多種多様	豊富な研修	相談窓口 他店交流	HP記載無し	相談窓口 IT関連支援
	資料請求	資料請求	資料請求	資料請求	資料請求	資料請求

当便利屋を除き以上の5社は、便利屋の中でも特に人気が高く、全国的にも有名なフランチャイズ企業。本部のネームバリューを利用できるため開業直後でも集客が見込めますし、本部の手厚いサポートも得られるため運営に行き詰まって途方に暮れてしまうという心配もありません。

とは言え各企業のフランチャイズによって異なる開業料金や研修・アフターサポート、運営システムを取っているため、それぞれをよく比較検討して自分の状況に合う業者を選ぶようにしてください。