- 伐採にも種類があることを学べる
- 特殊伐採の費用が分かる
- 特殊伐採と普通の伐採との違いが分かる
公園にある大木などの特殊伐採を見たことがありますか?
高い所に登って少しずつ切り落としていくことで木を倒すスペースがない場所でも作業ができるのです。通常の伐採方法とは異なるため特殊伐採と呼ばれます。
特殊伐採は、家庭の庭木や植木でもおこなうことができます。
「周辺の住宅に迷惑がかかりそう」「電線が邪魔で自分で伐採できない」場合には、特殊伐採を検討するとよいでしょう。今回は、特殊伐採にかかる費用を作業内容ごとに詳しくご紹介したいと思います。また、費用を抑えるコツもぜひご参考くださいね。
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特殊伐採の費用相場ってどのくらい?
特殊伐採にかかる費用は、大きく3つのポイントによって決まります。さらに、周辺の環境やスペースの広さなどによる難易度やリスク度も影響します。
樹木の高さによる伐採費用
一般的に、3m前後の樹木を伐採する場合は専門の業者に依頼することが多いです。樹木の高さによって、1本あたりにかかる特殊伐採費用は次のような相場になります。
- 3m未満:5000~15,000円
- 3m~6m:15,000~25,000円
- 6m~9m:25,000~35,000円
- 9m以上:45,000円~
また幹回りの太さによっても料金が変動しますので、まずは業者に見積もりを出してもらう事をおすすめ致します。
クレーンなどの重機にかかる費用
クレーン車やユンボなどの重機を使用する場合には、重機の種類や台数によって費用が決まります。1日あたりの費用なので、複数日にわたる場合は割高になります。またオペレーター(操縦士)を付けるか否かによっても料金が変わります。
クレーン:
- 10トン60,000円前後
- 20トン70,000円~100,000円前後
ユンボ:
- 1.5トン10,000円前後
- 7~10トン20,000円前後
クレーン車は、高所の枝や幹が倒れないように吊り上げながら伐採でき、ユンボは幹をしっかり固定しながら伐採することができます。また、重機を使用するにあたって警察への届出や交通整理が必要な場合には、追加費用が発生します。
伐採した木を処理する費用
伐採した木や枝を処理するための費用は次の通りです。
- 軽トラック1台分:10,000円以下程度
- 1トントラック1台分:20,000円以下程度
作業に難易度やリスク度によっても異なる
作業の難易度が高くなるケースは追加費用がかかることが多いです。次のような事例が難易度やリスク度が高いと判断されます。
- 樹木が枯れている、あるいは内部がすでに腐っている
- スペースが狭い、あるいは階段があるため重機が搬入しにくい
- 周辺の建物や通行人への危険性がある
特殊伐採の費用を抑えるには?
特殊伐採は高所での作業や周辺への危険性が高いため、リスク費用がかかるのは免れません。少しでも特殊伐採の費用を抑えるコツと注意点をみてみましょう。
高い技術と実績がある業者を選ぶ
特殊伐採はその名の通り「特殊」な作業です。素人ではまず無理ですから、高い技術をもっている業者に依頼することをおすすめします。費用が安いからといって、自宅や周辺住宅にトラブルが発生してしまっては元も子もありません。
アーボリストや樹木医が在籍している業者を選ぶとよいでしょう。
アーボリストとは、高い樹木の伐採や剪定・メンテナンスの専門的な知識と技術をもっているスペシャリストです。安心して任せることができます。
定期的に業者に庭をお手入れしてもらう
特殊伐採となるほとんどは結果的に樹木が大きくなってしまったから。というのが多いです。その為、そうならない様にお庭のお手入れをしっかり管理することで最終的に大きな金額を払う事なく、いつでもお庭を綺麗に保つことができます。
特殊伐採の閑散期に依頼する
特殊伐採の繁忙期を避けると費用が少し安くなります。一般的に、樹木の伐採や剪定業者の繁忙期は6月〜8月と年末の12月といわれています。ただでさえ予約が取りにくいうえに、通常期より費用も高騰してしまうのです。
今すぐ伐採しなければ危ないという特別な理由がなければ、夏場と年末を避けて依頼するとよいでしょう。
特殊伐採それとも通常の伐採?迷ったときのポイント
通常の伐採をしたほうが、確かに費用は安くなります。
ご自宅の庭木や植木がどちらの方法で伐採するべきか迷っているなら、通常伐採で気を切り倒すことで起こりうるリスクを考えてみるとよいですよ。
周辺に建物や電線がある
樹木の伐採におけるトラブルの事例として最も多いのが、自宅や近隣住宅への被害です。屋根瓦やソーラーパネルなどの破損、フェンスや塀などの損壊など。修繕の費用負担も発生します。また、電線にかかるほど伸びている場合は、伐採するさいに切ってしまう危険性もあります。
車や人通りが多いような環境
伐採した木が、道をゆく車や人に当たってしまう危険性があるなら、やはり特殊伐採をするべきでしょう。対人賠償問題につながるため責任も重大です。高い木を育てるということは、それだけメンテナンス・管理費用もかかるのです。
特殊伐採の費用について:まとめ
樹木の特殊伐採は、木を切り倒すスペースがないときに、リスク軽減のために採用される伐採方法です。周辺に障害物があっても、車や人通りが多い場所でもおこなうことができます。
特殊伐採の費用は、
- 伐採する木の高さ
- 重機の種類と台数
- 木材の処理と人件費
で決まります。さらに、環境や状況による難易度やリスク度で追加費用が発生することが多いです。
通常の伐採よりも費用は割高ですが、安全のための必要経費と考えましょう。伐採の繁忙期を避けたり、木材を買い取ってもらうと費用を抑えることができます。
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