乾燥機を処分する方法と取り外し方をご紹介！自分で撤去できる様になれば業者は不要！

乾燥機の正しい処分方法

意外と知らない乾燥機の処分方法ですが、どのように処分すればよいのでしょうか？

実は乾燥機の処分方法には、法律で決められた方法があります。まずは、正しい処分方法をしっかりと把握しておきましょう。

乾燥機は家電リサイクル法の対象家電

乾燥機は粗大ゴミとして処分できると思われがちですが、実は粗大ゴミとしては扱われません。なぜなら、乾燥機は家電リサイクル法の家電4品目に該当するからです。

家電リサイクル法とは、一般家庭や事務所から排出された家電4品目の中からリサイクル可能な部品や材料を再利用することで、限られた資源を有効活用するように定められた法律です。

そのため乾燥機は粗大ゴミとしては捨てることができません。乾燥機を処分するためには他の方法を検討する必要があります。

乾燥機の処分方法と費用について

決められた処分方法がある乾燥機ですが、実際にはどんな処分方法があるのでしょうか?乾燥機を処分するにあたってかかる料金も気になりますよね。

そこで、乾燥機の処分方法と料金についてを5つご紹介します!自分のニーズに合わせた処分方法を検討してみてくださいね。

乾燥機の処分方法【家電量販店】

家電量販店に引き取ってもらう場合には2つのパターンがあります。

1つ目は、新しく乾燥機を買い換えた家電量販店で下取りしてもらう方法です。この場合は店によって収集方法や料金が異なるので、買い換えるときに確認することが必要です。

2つ目は、壊れた乾燥機を購入した店に引き取ってもらう方法です。処分のみでも対応してもらえます。

ただし、購入したお店を覚えていることが前提です。乾燥機を長く使っていた場合、購入した店を忘れてしまったり、店そのものがなくなっている場合もあるので注意が必要です。

乾燥機の処分方法【自治体】

次に、自治体での処分方法について問い合わせる方法です。

自治体によっては、代行して処分してくれる場合や引取りが可能な小売店を紹介してもらえます。いずれの場合も料金については自治体や店によって異なるため、料金についてはしっかりと詳細を聞いておく必要があります。

乾燥機の処分方法【指定取引場所】

乾燥機は、事前にリサイクル料金を支払い、指定された場所に乾燥機を持っていくことで、処分することもできます。

リサイクル料金は業者によって異なりますが、運搬・収集代金がかからないため、処分にかかる料金をだいぶ抑えることができます。その反面、取り外しや運搬を自分でおこなわなければいけないため、手間がかかります。

乾燥機の処分方法【不用品回収業者】

次に、不用品回収業者を利用する方法です。不用品回収業者には、乾燥機の状態が良ければ買取をしてもらえる可能性があります。

また、取り外しや運搬なども業者が全部やってくれますので、その点も安心できます。

ただし悪質な回収業者も存在しますので、業者選びには注意が必要です。

乾燥機の処分方法【フリマ】

不要になった乾燥機をフリマ・オークションで売る方法もあります。この方法は、処分しようとしている乾燥機がまだ使えるものであることが前提になります。

状態が良ければ、業者に買い取ってもらうより高く売れることもありますし、買い手次第では状態が悪くても買い取ってもらえることがあります。

ただ、出品する、購入者とのやり取り、梱包・発送などの手間は発生しますので、慣れていない人には難しい方法かもしれません。中古品を販売するので、購入者とのトラブルにも注意する必要があります。

自力で乾燥機を処分する方法

直接引き取り場所に持っていく場合やフリマ・オークションで売る場合は自力で乾燥機を取り外さなければいけません。

やり方を間違えてしまうと、乾燥機の取り外しで怪我をしてしまう可能性があります。取り外し方法をしっかりと把握して安全に乾燥機を処分しましょう。

電気式乾燥機を取り外す方法

比較的自力で取り外しやすいのがこのタイプの乾燥機です。電気式乾燥機を取り外す手順は以下の通りです。

乾燥機自体が25kg程の重さがあるので、1人での作業には注意してください。また、排水用ホースを取り外す際に水がこぼれる場合がありますので、タオルの用意もあった方がいいでしょう。

ガス式乾燥機を取り外す方法

ガス式乾燥機の取り外し方法は以下の通りです。

1  電源を切り、コンセントからコードを抜く

2  排水用ホースとダクトを取り外す

3  本体を固定してあるビスを取り外す

4  本体を取り出す

ガス式乾燥機の自力での取り外しはガス漏れの危険もあるため、素人にはおすすめできません。

業者に頼む方法が乾燥機は処分しやすい

乾燥機は大型の家電のため、取り外しの際は怪我などしないよう、十分に注意する必要があります。また、ガス式乾燥機を取り外す場合は、ガス漏れの危険もあります。取り外しだけでも、不用品回収業者やガス会社に依頼することができます。ぜひ活用してみてくださいね。

今回は、意外と知らない乾燥機の処分方法をご紹介しました。乾燥機を処分する方法には様々な選択肢がありますが、どの方法にもメリットデメリットが存在します。

正しい乾燥機の処分方法を知ることで、環境に配慮した処分方法を選ぶことができるようになったことでしょう。

処分しようとしている乾燥機の状態や自分のニーズに合わせて、環境に配慮した処分方法を選択してくださいね。